2024/05/07 12:28
竹は他の植物にないユニークな特性から、近年、木材やプラスチック等に代わる持続可能な資源としても注目されています。
竹は
・生命力が極めて強いため、肥料や農薬を必要としない。
・タケノコからたった数ヶ月で親竹と同じ大きさになり、3年で成長が完了するほど、成長スピードが樹木と比べても格段に速い。
・竹は1本ずつ独立した植物ではなく地下に埋まっている茎で繋がってるため、採取しても新たに植えることなく再生する。
・資源としての役目を果たした後も、有害物質となることなく土に戻ため、最後まで環境に負荷がかからない。
・また国内生産できるので、石油のように輸入に頼る必要がない。
・竹を使用する事は竹林の整備にも繋がるため、周辺の自然環境も整う。
最近では、一見プラスチックにみえる竹製のストローや食器などが開発されたり、コンクリートに使用する鉄筋の代わりに竹を使った竹筋コンクリートなどもあるそうです。
プラスチックが竹製、土に埋めても環境に負担をかけずにいられるなんて夢のようですよね。
次世代の活躍が期待される植物です✨